アマンダ”パンダ”ノーマン
2019.06.14
KOGEL

Dirty Kanza 200というレースをご存知でしょうか。まだグラベルロードというカテゴリーが確立していなかった2006年に第一回大会が開催され、当時参加者が34人しかいなかったのに対して2017年大会では2,200人規模にまで拡大、アメリカを代表するグラベルレースとなりました。日本では新しいバイクカテゴリーという形で認知を広げているグラベルバイクですが、実際のレースについてはあまり馴染みがないかもしれません。そのレース内容はアメリカど真ん中、カンザスシティ郊外のダートコースを延々200マイル(320km)走るエンデューロレースです。日本では体感することができないほど乾燥した風土のため、長時間のレースの過酷さは想像を超えるものだろうと思われます。
そんな過酷なグラベルレースを過去に2度優勝した女性ライダーがいます。彼女の名はパンダの愛称で知られるアマンダ・ノーマン。2015、2016年と2年連続で女性カテゴリーで優勝しており、シクロクロスレースでも活躍するライダーで、KOGELのサポートライダーでもあります。これまで6,000マイル以上をKOGELのボトムブラケットと共に走り、そのフィードバックから品質向上に繋がっていることは言うまでもありません。KOGELが提唱するTERRAIN LABについては以前ブログでもご紹介しましたが、彼女から得る有益なフィードバックはまさにそれを代表する事例だと言えます。