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CHALLENGE 2020.02.14

ハンドメイドクリンチャー装着指南Vol.1

チャレンジタイヤの前身ブランドであるクレメンの時代から言われ続けてきたハンドメイドクリンチャータイヤのハメにくさ。

他社のクリンチャータイヤと比べて若干ですがビードの内径が小さいことから、

ホイール(リム)との相性によって装着の難易度が変わると語り継がれてきました。

しかしそれには理由があり、リム内部にしっかりビードがかかるようにするとこの寸法になるのと、

ビード内径が必要以上に大きいとパンク時に容易にビードが外れるとホイールが多大なダメージを受けるので、

便宜性よりも性能、安全面重視で生産していることの証明でもあります。

そんなブランドポリシーはさておいて、とにかくハメやすさに重きを置いている方から、

ハンドメイドならではのケーシング(カーカス)のしなやかさは絶品だがパンク時の作業が億劫でという方まで、

今回のブログは是非チェックしていただいてライド先のトラブルにも難なく対応できるようになっていただければと思います!

まず、ハンドメイドクリンチャーの装着方法について解説ビデオを用意しました。

英語版なので要約したものを以下にまとめました。

1, ラテックスチューブを噛みにくくする為に、少しだけ空気を入れて表面にタルクを付けて滑りやすいように下処理する。

 (石鹸水や希釈した中性洗剤等での代用もOK。携行チューブにもタルク処理しておくとベター)

2, タイヤの片側のビードをリムにハメていきますが、リムの内側で内径が最小になる中心部分にビードが来るようにセット。

3, チューブを装着して反対側のタイヤビードをハメていきます。

 コツとしてはバルブ付近にビードをハメた後に、バルブを押し込んでビード付近の可動域を確保すると、

 両サイドのビードがリムの中央付近(リム内径の小さい部分)に来ることができて残りの部分がハメやすくなります。

4, 最後のハメこみがしやすいようにバルブ付近から両手でタイヤを伸ばすように周囲を引っ張るように馴染ませる。

 必要に応じて最初にチューブに入れた空気を抜くと最後ハメやすくなる場合もあります。

クリンチャータイヤ装着にあたってこれらの作業は至って基本的な動作ですが、

リムの中央付近にビードを落とすという工程を知らない方が意外と多いので実践の価値アリかと思います。

この方法で装着していただくとリム幅が広いホイール以外はだいたいツールを使わずに手で装着することができると思います。

今年は暖冬傾向ですが本格的なシーズンインを控えている今の時期、

是非高品質タイヤを揃えてシーズンを迎えていただければと思います!


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